妖狐
かくりよの門と関係がある妖狐についてのご紹介。
諸説あるので、詳細な情報提供を募集中です!
妖狐(ようこ)は、100年以上を生きた狐の総称です。
100年未満は阿紫霊狐(あしれいこ)と呼ばれるそうです。
妖狐は、毛色によって白狐、黒狐、金狐、銀狐に分類されます。
白狐(びゃっこ):白い毛色を持ち、人々に幸福をもたらすとされ、善狐の代表格です。
黒狐(くろこ):黒い毛色を持つ。北斗七星の化身と呼ばれています。「平和の象徴」として扱われます。
金狐(きんこ):金の毛色を持ち、日(陽)を象徴します。
銀狐(ぎんこ):銀の毛色を持ち、月(陰)を象徴します。
また、善狐と野狐に大分され、それぞれの格付けが決まります。(血統種みたいなもの)
善狐(ぜんこ):善良とされる狐の総称。御先稲荷になる狐。悪いのもいます。
野狐(やこ):善狐以外のいわゆる野良の狐。善狐なみに良い狐もいますが、人に危害を与える妖狐として知られています。(だいたい白面のせい)
皆川淇園によりますと階級は上位から、天狐>空狐>気狐>野狐の順だそうです。
狐の階級:
地狐(じこ):100年以上、500年未満を生きた狐。
野狐の最上位。(野狐は、これ以上の妖力を高めても階級は上がりません)
有名なのは、「白面金毛九尾の狐」や「リョウシツ」(山海経)ですね。
気狐(きこ):500年から、1000年以上を生きた善狐。
善狐のみがなれる階級です。
気狐・地狐は、妖力に応じてしっぽの数が1~9に増えるそうで、
善狐でも野狐でもしっぽの数が9本なら「九尾の狐」と呼ばれます。
天狐(てんこ):1000年以上を生き、神格化した善狐。
善狐の最上位。しっぽの数は4本になります。
強力な妖力と神通力を備え持ち、御先稲荷の筆頭になります。
神格化しなければ、気狐のままなのでしょうか?
空狐(くうこ):天狐からさらに2000年(合計3000年)以上を生きた善狐。
御先稲荷を引退した善狐。しっぽの数は0本になります。
引退により位は下がるものの、妖力は最大級で、神通力を自在に使えるようになります。
実力的には、空狐>天狐になります。
空狐・天狐になるとしっぽの数が減りますね。
神格化につれ、妖の異形を保つ必要がないからでしょうか?
詳細はわかりません。情報求む!
例外:
狐龍(ころん?こりゅう?):1000年以上を生きた狐が天帝により龍神化する。
狐も龍神になるのですね。おどろきです('、3_ヽ)_